18歳、19歳の君たちへ(最後の訴え)

 あなたへの約束の中でも述べましたが、我が国は、現在1048兆円という莫大な借金を抱えています。そして今現在も毎日その額は増え続けているのです。
 国民の預貯金(郵便貯金、銀行預金、保険会社、企業)で買い支えていましたが、現在は日本のお金を作る日本銀行が買い支えています。お金を作るところですからいくらでもお金を刷って買い支えられます。しかし、誰が考えてもまともではない。
 株価も一見20000円を超えて景気がよさそうですが、これまた皆さんの将来の年金の掛け金、そしてまたお札を刷る日本銀行が買い支えています。
 私はこんな見せかけの社会はもうすぐ崩れてしまうと思う。誰が考えてもまともではありません。
 一見就職率も上がり、求人倍率も上がっていますが、非正規雇用者数が増え、正規と非正規の賃金格差も拡大しています。すべて一時的なあなた方の将来の付けの中で一過性に生じていることなのです。根本的には広い意味では騙されているだけのことです。
 それらの付けはあなた方、若い世代にすべてがかかってきます。このまま行けば、必ず、近い将来、日本が新たな借金をすることができなくなると思う。
そうなった時、どちらにしてもあなた方の年金はかなり減額され、生きているうちにもらえる方は少なくなるでしょう。また、医療費、介護費用はおそらくほぼ全額自己負担となる時代も遠くないでしょう。
 私は年に一回校医をしている小学校で喫煙防止教室という授業を1時間させていただいています。その時に子供たちに伝え、少しでも心の片隅に止めておいてほしいと、いつもお話ししていることは、事実をきちんと理解して、情報に流されず、他者の考えに流されない、自分の頭で考える大切さです。
 そして大前提として考えなければならないのが、自然、他者との共存だということです。
 私は、今、君たちにそのことを改めて伝えたい。
 事実をしっかりと把握して、政党や組織の考え方に流されるのではなく、自分自身の頭で自分自身の判断で未来を切り開く一票を投じてほしい。

未来は君自身の心の中の一票にあるのだから

   平成29年10月18日  文責  玉田 憲勲(世界のたま)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です